持ち時計というもの
その競走馬の能力を計るのに重要な要素としてまず上がるものに「持ち時計」というものがあります。
これはコース・距離ごとにその馬が過去にどれくらいのタイムで走破出来たのかを表すものです。
そもそも競馬においてレースのタイムというのは序中盤の展開に左右されやすく一概にあてには出来ないというのは、ある程度競馬経験を積んだ人にとっては常識とも言えることですが、それでも確実に参考になる指標はあります。
それは「速いタイムのレースで繰り返し結果の出せない馬は、そのクラスでのスピードについていく能力が無い」ということなのです。
競走馬にはスタミナや器用さや精神力などの様々な能力がありますが、最も基本的な能力はスピードです。
持ち時計が無い馬というのはこの能力が足りない可能性が高く、たとえ展開が向いて勝ち上がったとしても上のクラスではますます苦戦を強いられることになります。
いわゆる「頭打ち」というやつです。
具体的な一例としては、芝2000mで2分を切れない馬はオープンクラスでは通じないということはよく言われます。
馬券的には、イマイチ点数を絞り切れない古馬戦などでは持ち時計の遅い馬から切っていくとか、下級クラスで持ち時計があるのになかなか勝ち上がれなかった馬がポンと勝った時には、昇級戦でも狙ってみる、などの考え方はあるでしょう。
競馬を見る上では、非常に重要なファクターであるというのは間違いありません。
2011年7月15日 | コメント/トラックバック(0) |
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厩舎では調教師が中心
競走馬は一般的に牧場が生産し、馬主がそれを購入します。購入した競走馬は厩舎に預託されます。厩舎では調教師が中心となって競走馬を管理し、レースに出走させます。
こうした厩舎は、中央競馬の場合は関東の美浦トレーニングセンター(茨城県稲敷郡美浦村)と関西の栗東トレーニングセンター(滋賀県栗東市)の2か所にあります。馬運車に乗せて競走馬を移動させるということは、馬の負担になりますから、できるだけ美浦の馬は関東、栗東の馬は関西での競馬が中心になります。ただ、関西から関東、関東から関西への遠征もめずらしくはありません。
馬主に競走馬を預けられた調教師は、まずはレースでいい成績を収めることが大きな目標となりますから、馬を鍛えて強くすることと、本番のレースでベストな体調となるよう心がけることが主な仕事となります。馬を強くしてベストな状態とするために調教師はさまざまな対策を考えることになります。どういった間隔でどのレースに出走させるかということも調教師が考えます。もちろん、馬主と相談しながらで、最終的な決定権は馬主にあります。
厩舎では、厩務員が馬の世話をします。そして、調教助手や所属騎手などが馬に乗って調教するのが一般的です。こうした厩務員や調教助手、騎手などを経て調教師になるのが一般的ですが、厩舎の馬房というのは中央競馬会からの借り物で、数には限りがありますから、調教師の免許を取って開業しようとしても、馬房に空きがなければ、その時まで待つことになります。
2011年6月29日 | コメント/トラックバック(0) |
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